片側顔面痙攣☆闘病日記

片側顔面痙攣と診断された私の闘病の記録です。その時その時思ったことなどを日記のように書いています。

〜ボトックス注射〜

H29年10月20日

 

この日は朝から緊張してた

 

仕事の間もそのことで頭がいっぱいだった

 

 

 

・・・そうこの日はボトックス注射をする日💉

 

ボトックス注射・・・ボツリヌス注射とも言うこの治療法

 

 

・・・本当はやりたくなかった

 

顔に注射なんて怖すぎる

しかも治るわけじゃなくてずっと続けないといけない

それじゃあ意味がないじゃん!

 

これは最初からずっと思っていたこと

 

 

でも手術のことは一切話題に出されなかったし、どっちにしても今は手術するタイミングではないからとりあえずでやってみることに決めた

 

もしからしたら案外良いかもしれないし♪

なんて期待もしながら

 

 

 

 

10月20日注射当日

注射前の診察で医者は言った

「1番細い針を使うから痛みはほとんどないから安心してね」と

 

 

 

 

痛かった

涙が出るくらい

「うっ」って声が出るくらい痛かった

 

この日記を読んだ人の中にこれからボトックス注射をやる予定の人がいたら、怖がらせてしまうかもしれないけどでも本当に痛かった

 

 

注射を打たれながら

「ボトックスでの治療を選んだらこんな痛い注射を今後ずっとしないといけないの?」

なんてずっと考えてた

 

 

 

 

注射が終わった後、今度は笑顔で医者は言った

「無事終わりましたよ。良かったですね〜。後はちゃんと効くといいですね」と

 

 

でも私は内心

「こんな痛い思いしたんだから効くといいじゃなくて効いてくれないと困る」

「こんな痛くて高い注射を一生やり続けないといけないなんて何も良くなんかない!」

と悲しい気持ちでいっぱいでちっとも笑えなかった

 

 

なんで目の前の医者が明るく笑ってるのかも理解できなかった

 

 

 

思えばこの時既に医者との温度差を感じていたのだ

この医者とは考え方が違うと

 

 

ボトックス注射を経験して、また一つ私の心は手術に傾いていた